☆ベランダからの意外な雨漏りに注意!

≪ドレーンからのゴミが原因で樋が詰まり雨水があふれる‼≫

意外なところから雨水が廻り大事になる事があります。今回は2階にあるベランダの1階部分の天井からの雨漏りで依頼のあった話です。

依頼電話があり現場を見ることにしました。2階のベランダ下の天井板(ケイカル板)が雨水が侵入した様で膨れ上がった状態でした。どこから水が入ってきたのか、原因を調べるため、ベランダの防水を点検したり立ち上がりの笠木を調べたりしましたが雨水が侵入する様なヶ所が見当たらなくベランダのドレンをまさか?と思いつつ点検をしました。驚く事に水が集まる排水口の中にゴミ(特に木の葉)が詰まり樋桝から天井に流れてものだと分かりました。雨が降るたびに貯まった水が溢れて長年の間この繰り返しで天井板が水を含みシミと盛り上がりの原因に至った事がわかりました。

樋桝の交換と腐食した下地材のやり替え、縦樋を新しいのと交換する事にしました。排水口のドレーンにアミを被せゴミが入らないように工夫しました。こんなドレーン金具は初めてですがこれを取り付けた業者はアウトですね…ゴミや木の葉っぱが入り排水口が詰まり本来ならスムーズに雨水が流れる所完全にふさがっていました。

 

既存の天井板の撤去と腐食した下地材の取り替え縦樋と桝も取り替えを行い完了です。雨漏りは原因を発見することは難しく工事が大事になる事があります。水は低い方に流れて行きます。今回の雨漏りはドレーンの金具が原因でしたが屋根からの雨漏りや壁からの水漏れは発見が極めて難しいので早めに対処すれば大きな工事にならなくて済みます。専門の業者に依頼することをお勧めします。

 

ちょっとした雨漏りでも大きな工事になる事がありますので早期に発見できることが工事費の掛からない事になります。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
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