☆ 住宅ローンの3つの金利タイプの特徴

3つのタイプから選ぶ住宅ローン❔

住宅ローンは、大きく分けると ① 全期間返済額が変わらない『固定タイプ』と　➁ 将来返済額に変動が生じる変動タイプ(変動型、固定期間選択型)の2つに分かれます。

■ 変動型→ 市場金利に連動して半年に１度金利が見直され、返済額の見直しは５年に１度行われる。低金利が魅力。(金利の上下に合わせて返済額も上下する)　※低金利が魅力の変動型。金利が上昇してしまっても繰り上げ返済をする事で借入残高を減らしたり返済期間を短縮して返済額アップのリスクを軽減できる方にはお勧めのタイプ。

■ 全期間固定型 → 市場が上下しても、借入金利、返済額ともに最後まで変わらない。一生返済額が変わらない安心感がある。※ 一番の魅力は借りたときの金利が返済終了まで返済額が一定なので、将来返済額が変わらない安心感を得て、生活設計の建てやすさを優先する人にお勧めです。(フラット35)

■ 固定期間選択型→ 変動型と全期間固定の中間的存在。固定期間(２年、３年、５年、１０年)を選択し、固定期間が終了すると、再度また固定期間を選択するか？変動金利型に切り替えるか選択できる。※ 変動型と全期間固定型の中間的な存在が固定期間選択型です。固定期間中は金利返済額は一定だが、期間が終わる都度その時の金利が適用される。

☆ 我が家のライフプランに合った金利タイプを選ぶ❔

【 3つのタイプから選択 】タイプが違えば、借入金利も異なり毎月の返済額も変わってきます。特に、変動タイプは将来金利の上昇により返済額が増えるリスクもあります。夫婦の働き方(共働き、専業主婦)お子様の有無なども考慮して我が家のライフプランに合った金利タイプを選ぶ事が重要です。

【 住宅ローン減税制度(住宅ローン控除)】住宅ローンを利用して住宅を取得、新築、増改築した場合、取得者の金利負担の軽減を図る為の制度。サラリーマン世帯の場合は、支払った所得税が年末調整で還付される仕組みです。一年目だけ確定申告が必要になります。また、所得税から控除しきれなかった分については、住民税から控除される仕組みになっています。