≪リフォームで後悔しない為の8つのプロセスとは⁈≫
リフォーム工事は安易な気持ちからトラブルに繋がる事もある‼大切なのは新築と同じ意識を持ちながらきちんとしたプロセスを踏むことです。理由はリフォームの宿命的問題と施工業者の構造的な特異性にあります。リフォームは工事を始めるまで建物内部の状況が見えず、「開けて見なければわからない」と言う予見しにくい事情を抱えています。また、近年のリフォーム、ブームにあやかって、建築ノウハウを持たない業者が無責任にリフォーム業界に参入している事も事実です。こうした背景がある以上、自己防衛策として施主側にも相応の覚悟が必要でそのためにはまず、新築と同じ意識を持つことが大切です。
※リフォームは何度もするものではないのでトラブルに巻き込まれない事です。リフォームには、畳替えと言った簡単なものから、家屋の構造躯体にまで手を付ける様な大掛かりな工事まで内容と規模はまちまちです。間違っても畳替えをするのに塗装業者に仕事を発注する人はいないと思いますが、建築のノウハウを持たなくてもリフォーム工事が出来るのもこの業界です。費用、品質、工期、アフターサービスの面でも、「工事内容に見合った業者を選ぶ事」こそ、リフォームを成功させる最大のポイントと言えます。
天井裏の補強工事。リフォームでは予見しにくい場合もある。まさに開けて見ないと分からない！建築の基本をわかってないとできないのがリフォームの難しい所です。実績、経験はリフォーム工事業者を選ぶ目安にもなります。
最大のポイントは業者選び❕
【業者選びで重要】なのは、6項目。中でも複数の業者から見積りを取る【相見積もり】や【内訳明細】がきちんとしているかどうかのチェックは特に重要です。見積り書や工事請負契約書についても不備や不満な点が無いかも、しっかり確認しておきましょう。リフォームと言えども構造躯体に関連して来ると、基準法への配慮も必要になって来ます。地域ごとに定められた建ぺい率や容積率を超えては増改築は出来ない事やリフォーム時に家屋全体を防火仕様にしなければならないケースもあるので不法建築にならない様に注意しなければなりません。
≪重要≫見積書のチェック6項目 ①御見積書→小規模のリフォーム工事でも見積書は必ず取る事。概算と最終の2段階で出してもらうと安心です。②使用材料→希望した素材(銘柄)材料、仕様などがしっかり反映されているか？チェックをする。③一式の表記の確認→数量、単価を出せる項目に「一式」となっている場合は、要注意する事。④解体費用・廃物処理費→廃棄物の処理方法や解体費用なども確認しておく。⑤諸経費→諸経費に何が含まれているか？業者によって違いがあるので確認する。⑥見積りの有効期限→通常は1か月程度ですが、極端に短い期間が書かれている場合は要注意する。トラブルに巻き込まれない為にもこの6項目は見積りの段階で確認しておくことが大事ですね。
※リフォームのトラブルで圧倒的に多いのは・・・「こんなはずではなかった」という後悔‼内容を見ると●仕上がりへの不満 ●予算オーバー ●耐久性の欠如、契約の不履行など様々。・・・どれも一様に予想外の出来栄えに起因しているのがわかる‼これらの原因は施工業者だけでなく施主側にも業者を選ぶ段階で落ち度がある場合も、少なくないという事です。
※古民家の床下地からのリフォーム工事。地面の湿気対策からしなければ本当の意味、リフォームではない。
