☆ 電力制限とオール電化住宅に思う・・・‼?

★素材選びの重要性
これから夏場に向けて電力の消費が倍増する可能性がある中、オール電化住宅戸数は2002年に13,000戸から2008年には456,000戸に、2010年には850,000戸まで倍増しました。また高断熱・高気密住宅が今も増え続け、全国あちらこちらに魔法ビンの様な住宅が建てられています。

★私は疑問に思う国が進める今の住宅・・・ほんとに省エネ住宅?シックハウス対策住宅?
結露が起きにくいサッシとして最近では2重サッシ(ペアサッシ)も普及してきました。壁には断熱材が隙間なく充填され、室内は冷気や暖気の放出がなくなり温度差も一定に保たれ高気密・高断熱の住宅にすることでとても良い快適な住宅だ!と良いことばかりの住宅の様に宣伝されています。しかし、こういった高気密の住宅は、日本と違い北米やカナダ等寒くて厳しい冬の生活に耐えられる、暖かさだけを重視した工法なだけに日本の様な高温・多湿の国ではいろいろな健康上の問題が起きてきます。
これらの住宅は隙間がないため、湿気も逃げる所がなく室内の空気を流動するには機械換気やエアコンに頼るしかないのです。室内の密閉感は息苦しく感じられ健康で快適な生活空間とは言えません。またオール電化の普及が進む現在、電力消費も増え続けています。

★万が一、今問題になっている夏場の電力消費問題など、停電や節電になった時どうなるのか?
頼りのエアコンも使えない、24時間換気も動かない・・・?のでは気密の高い閉鎖空間に閉じ込められる事になります。広い高原や広い海辺に立った時、感じる「さわやかさ・開放感」は空間の広がりから感じるものであり、生活環境を密閉し、健康を害する今の家づくりが常識的になりつつある事が大問題であり、住まいを求める人も素材選びはもちろん大切なことですが、性質も理解し健康に害するものは取り入れない事も生活をしていく上では重要なことではないでしょうか。

★建物全体が呼吸する家づくり、機械換気に頼らない家こそが本当の健康住宅だと思います。
今あちこちで建てられている合板で密閉された建物では、家自体呼吸が出来ないため換気をしなければ、いろいろな健康的問題が発生する原因になってくるのです。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
主な施工エリア:静岡市(葵区・清水区・駿河区)・藤枝市・焼津市・島田市 ほか