★欠陥住宅の原因になりかねない、現在の家づくり?
最近の家づくり、ハウスメーカーの様にある程度パターンが決まっている家の場合作業の効率を図れて短期間で建築出来るのはわかりますが、実際に作業をしている下請け業者は大変です。
着工から完成までハウスメーカーなら2か月が今一般的の様ですが・・・
工期短縮もよいのですが、天気に左右される基礎工事など、作業で工程が狂った場合、どこかで帳尻を合わせなければいけません。
工期が伸びたらお客さんからクレームが来ると考える一部の業者はある程度のコンクリートの乾燥ですぐに次の工程に進みます。
作業している人には、数十年後の事まで配慮する余裕はありませんしそこまで考える必要はないと思っているかもしれません。
★短期間で建てた家は、いくらお金がかかっていようがそれなりの家しかできません。
最近は[待つ」ことを嫌う人が増えていると聞きます。待つからこそ得られるもの、ありますよね。
例えばワイン、何年も何年もじっくり待ったからこそ、深い味わいが得られるのです。その味わいを手に入れる為なら、人はじっと待てます。
★家づくりも一緒です。
急ぐことを優先するより、目的を達成する為に待つのなら、じっくり計画を立てる時間も大切ではないでしょうか。
何十年も住む家です。お金もかかります。早く家が欲しい気持ちもわかりますが、確実な成果を上げるため、慌てて行動してはいけないと思いますが、最近こういう家づくりがハウスメーカーにかぎらず、行われているんですね。
★家づくりには順序があります。
一つ一つの工程で確実に仕上げて行く、それをじっと待つ時間も大切です。成果は、何十年後きっと出てきます。間違いなく・・・