無垢の窓枠仕上げ
~カンナで枠材を仕上げている光景、こんな建築現場見たことありますか?最近ではほとんど見る事はありませんね。これが基本ですよ。
藤枝市の建築現場にて
~丁寧に施工していれば結果は10年たてば出てきます。~
無垢の床張り状況、厚みが30ミリあるので75ミリのビスで躯体の根太に30㎝の間隔で止めていきます。時間と手間はかかりますが、ここで手を抜くと後で取り返しがつかない重要な作業工程です。
~大工の独り言かもしれないけど手造りの住宅が少なくなってきましたね。まず驚かされるのは工期のない事、もうビックリ‼
基礎工事が始まったな・・・と思ったらすぐに上棟。それから完成までが早い。ハウスメーカーの手間請け工事をしている大工さんに聞くと工期は1か月、30日ないと言ってました。私も10年前まではハウスメーカーや住宅会社の仕事をやっていましたがその頃はそれでも2か月はありましたよ。
それでも大変でした。毎朝6時ごろ家を出て夜は10時ごろまで残業ですよ。家に帰ってくるのは11時ごろ寝るころには12時すぎていましたね。そんな生活が続いたことが原因かわかりませんが、その後、大病しました。
今は元気になりましたけど、こんなこ事をしていたら体を壊すとマジで思いましたね。でも今は当時より話を聞くときついように思いますが・・・よくできますね。(私は少なくても木工事に3か月かけています。いやかかりますね。)
工期に追われる仕事で良い家はできません。お客様の立場を考えて職人として納得のいく仕事がしたい物です。