☆ 完成後では、見られない重要な構造部分を公開?!

アーテック工房の木炭防蟻剤を土台(乾燥檜材)に塗布した現場状況

当社が標準仕様で採用しているアーテック工房の木炭防蟻剤。

建て方当日先行足場、上段から撮影。土台、構造材、合板は雨に濡らさないのが基本です。

建て方(上棟)後、屋根が出来雨に濡れない状況を確認後、基礎の立ち上げ床ベース部分の防蟻剤塗布に入ります。

当社は基本的には雨降りの上棟はやりませんが万が一雨に濡れた場合でも木炭防蟻剤を塗布しているので表面はぬれても土台の材質までは浸透しません。

 

建て方後、外廻りを先行して工事を進めていきます。柱、間柱 、筋交いが入ってから壁下地に当社工法の胴縁を、柱と間柱の間に300ピッチで入れていきます。

ハウスメーカー、住宅会社は柱と間柱に壁下地になるボードを直貼りして施工するため、胴縁は打ちません。
当社は柱、間柱の両面に写真のように打っていき壁をより強化しています。

最近では檜材を土台に使っているハウスメーカーも多くなってきましたが前みたいにシロアリ駆除はしないんですね。
当社は檜材を使用したうえ、木炭防蟻剤を塗っていますからちょっと信じられません。
檜材だからシロアリ駆除はする必要がないと思っているのかもしれませんが万が一の対策は絶対に必要だと私は思いますがどうでしょうか?

最近シロアリの被害が多くなってきていると他業者さんから聞きます。
シロアリの保証は5年~10年ですがその間に被害に合われるとどうしようもないですからね、よく言う『想定外の出来事』だからでは済まされないと思いますよ。
そうならない為にも対策は講じるべきではないでしょうか?

建てる側(お客様)の立場になって考えてみることも仕事の一つだと私は思っていますが考えすぎですかね・・・

 

地場の工務店でも一部を除き最近の家では観られなくなってきた工法(胴縁打ち)になってきました。
集成材が出回ってきた現在では柱が反って来ない事が前提で柱に直接、壁下地材のボードを両面打ちで施工しています。これはあくまで柱が反ってこない事が大前提です。

雨に濡らしたりした場合、水分を含み接着剤で張られた木が膨張して剥離がおきるため、当然柱が曲がったり反ったりして直張している壁にも影響が出てきます!

当社は壁仕上げに塗り壁を採用しているので、柱や間柱が反ってこないよう柱と間柱を連結する為、両面に胴縁を打ち壁下地を強化することで塗り壁の割れ壁の曲がりを調整しています。直張りに比べ建物全体の強度を高めています。当然手間も材料もかかってきますが標準仕様の範囲です。当社の家づくりはお客様の立場に立った考え方が主です。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
主な施工エリア:静岡市(葵区・清水区・駿河区)・藤枝市・焼津市・島田市 ほか