ヤマトシロアリの羽蟻,兵蟻,職蟻の発生時期で要注意
建築物を加害する、ヤマトシロアリの幼虫
我が国で建築物を加害するシロアリと言えば主にヤマトシロアリ,イエシロアリですが最近、乾材シロアリの仲間であるアメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリの被害がふえてきています。
シロアリは歴史的には3億年も前に地球に現れた人類よりはるかに古い生き物とは驚きです‼
シロアリは社会性昆虫で、女王・王、副女王・副王、働きアリ、兵アリ等の階級があってそれぞれ仕事を分担し合って生活しています。
シロアリの一生
★女王・王・・・・巣から飛び出した羽蟻が地上に下りて翅を落とし、雄雌がカップルとなって巣をつくり女王と王になります。
交尾・産卵によって子孫を増やし、その集団の繁栄を図るのが任務になります。一つの巣のシロアリは皆、女王と王の子供と言う事になります。
女王の腹部は産卵につれて伸長肥大して、ヤマトシロアリでは体調10数ミリ、イエシロアリでは40ミリにも達し、寿命は10~15年で一生の間100万個以上の卵を産みます。