雨漏りの多い箇所の防水処理
~雨水の侵入箇所が多いのはコーナー部分とサッシの取り付け箇所やベランダの笠木が一番多いと聞きます。防水テープを何重に張ったから大丈夫ってことはないんですね。コーナー部分は雨水が集まってくる場所です。ここがポイント!テープの貼り方施工をしっかりやればまず安心です。後は外壁内部から発生する結露の問題です。
結露対策、意外とやってない所多いのでは?内部の事は分からないので意外と盲点になります。雨が漏ってきてからでは防ぎようがありません。
ベランダ内部から笠木取付状況<静岡市葵区川合現場>
~仕上がれば綺麗に見えますが、コーナー部分の防水処理、ベランダの笠木からの雨水の侵入、台風による強風の巻き上げで起こる雨水の侵入…意外とわからない物です。30年くらい経過した家の解体現場を見ると分かります。完成してから雨が漏ってきた場合、どうすることも出来ませんからねぇ。こういう所こそ時間をかけしっかり施工したいものです。
私はメンテが嫌なので出来るだけメンテの出ない仕事を心掛けています。
★新築後の雨漏り、防ぎようがありませんね。10年保障が付いているからといっても安心できませんよ。
10年はあっという間です。雨漏りに限らず、時間を掛けなく仕上げた家(木工事30日余り)と時間をかけ仕上げた家(木工事90日余)とでは必ず10年後に結果が出ますよ!
※しかも新建材の家と無垢材を使った家とは当然差が出てきます。注文住宅は手づくりなんです。普通に建てても30坪~40坪位の家では3か月は木工事期間必要なんです。
ローコスト住宅は別ですけど。ここまで工期に差が出て来ると住宅の品質、素材にかかわってきますね。・・・
私は元請の立場ですので責任は重大です。ですから時間(工期)も必要最低限かけています。
下請けや手間請けの業者とは考えが違うかもしれませんね。その分ストレスも半端じゃないですけど(笑)