☆腐食した住まいのリフォームで安心した生活が送れる!
雨水の侵入が原因で起きる健康被害もあります。雨水は侵入経路の発見が非常に難しく侵入口から伝わっていく過程で発見できるまで時間が経過していることが多く早期の発見がポイントになりますが一般的には被蓋がかなり進んでいることが多いです。今回のケースもかなりの日々が経ったものだと思います。腐食箇所を取り除き同じ材質でつなぎ合わせて本来の構造材に復元していきます柱も上部を除き原型が無いほど腐食していましたので補強して取り替えさらに金物で補修しました...腐食した材にはまだ水が含まれている状態でした。ほっておくとカビやシロアリの繁殖も想定でき健康にも良くありません。
腐食した部分を同じ材質で復元。→ 腐食した構造材を取り除き金物で耐震補強!
雨水は壁からだけではない!屋根、軒廻りからでも侵入。施工工事にも問題あり!!
柱、間柱など主要構造材に被害が及ぶと建物全体のバランスが崩れ耐震性にも影響を及ぼしてきます。今回は屋根、軒廻りも重点的に点検をしました。軒廻りの腐食もひどく軒天井はべニア合板がバラバラな状態でそれを止めている破風板も経年で腐食が進んでいましたので変えられる箇所は取り替え、不可能な箇所は、部分的に取り替えました。
塗装の剥がれと雨水の侵入で腐食した軒廻り→ 腐食した部分を撤去新規に取り替えられて破風板
破風板はハウスメーカーやローコスト住宅では、木でなく新建材の化粧板をよく使用していますが結局塗装することになります。中には塗装済みの化粧板を使っているところもありますが経年により化粧板も色が剥がれてきます。また化粧板以外は塗装することになるのでメンテナンスを心掛ける必要があります。いずれも定期的な塗り替えが必要です。・・・次回は施工経過、状況注意点等。