ダイアトーマスで仕上げた階段廻りの壁
写真①
階段廻りの壁仕上げに塗り壁を施工した例。
窓を閉め切った部屋や日当たりの良いホールでは日が沈むと温度差によっては結露が発生する場合があります。
調湿効果のある塗り壁材を塗ることによっても結露は抑えられますが、塗り壁の素材選びも重要になってきます。今回は世界一贅沢な塗り壁材と言われている呼吸する健康塗り壁、ダイアトーマスで仕上げました。
無垢羽目板12㎜を横張り仕上げ
写真②
階段廻りを無垢の羽目板張りに仕上げた例。捨て貼り下地材に耐水合板12㎜を使用して耐力壁を強化しています。
壁仕上げとしては上級、縦張りもありますが横張りの方が広く感じ意匠的にも綺麗。工事は横の目地を合わせて行くので技術が入り手間もかかるので大変になりますが長い目で見るとメンテも少ないし長期に渡って維持できます。
階段廻りの壁は一般的には吹抜けになっている所が多く、階段から天井までが高いので壁仕上げの素材選びは慎重に選びたいものです。仕上げ素材には、①ビニールクロス仕上げ ②塗り壁仕上げ ③無垢の板張り ④化粧合板張りと4パターンの仕上げ方があります。
★一般には①のビニールクロス仕上げが圧倒的に多い、大きい会社ほど多いですね。なぜか?これは施工が簡単、安い、工期短縮などがあげられます。会社や施工する側から見ればメリットになりますが、建てる側(お客様)から見ると…最初は綺麗に見えますが綺麗さは何時までも長くはもちません。
★ビニールクロスの最大のデメリットは呼吸をしないことですね。最近の家は気密化が進み高気密になっています。外からの外気はシャットアウトできますが内部で発生する結露や人体から発生する水分は逃げ場を失い、やがてカビの発生につながります。
※【写真①】は当社施工の全面に呼吸する壁ダイアトーマスで仕上げた健康塗り壁の施工例です。
ダイアトーマスの詳細は10の特徴欄へ
※【写真②】は階段の窓の下まで無垢の板張り仕上げ、上は当社標準仕様のダイアトーマス塗り壁仕上げとなっています。いずれも建築場所は『静岡市葵区』。