≪ 危険性がある雨漏り被害に注意 ‼ ≫ 外壁のリフォーム工事 ①

☆構造に影響を及ぼす雨漏りは、早めの対策をお勧め。

気が付かない外壁からの雨漏り】壁の中は思ったより、雨水が浸透し、構造材が腐食している場合があります。外壁の張替え、塗装の塗り替えの場合においても、工事の前に外回りの点検を始め、建物全体の点検を専門職人(大工)に依頼して見てもらう事をお勧めしたい。壁の張替え工事や大規模のリフォーム工事の場合は、【リフォーム営業会社】よりは【大工工事専門の工事店】(工務店)に依頼した方が適切な工事をしてくれる。ここで紹介する雨漏りから大規模な工事になってしまった事例です。

長年の雨漏りによって腐食したものと思われる。二階床を支える桁と屋根の荷重を支える柱が原型が無いほど腐っていて構造上危ない状態でした。ここまで来るにはかなりの月日が経過したものと思われます。外壁はサイディング張りですが繋ぎ目のコーキングからと窓のサッシからの雨の侵入とわかりました。腐食した部分をすべて取り除き補強しながらの難工事になりました。一階の柱から柱の腐食した部分を繋ぎボルト他、金物で補強し宙ぶらりんになった柱を入れ替えてもとの状態に戻し外壁も構造合板で補強しました。この時、少しの雨漏りからでもこんなに壁の中はすごいことになっているとは、私も想像していなかったです。

今回の工事依頼を受け、定期的なメンテナンスの重要性を改めて思い知らされました。建物も人の体と一緒です。『建物の健康診断』は定期的に行えばお金もかかりませんし建物を長持ちさせることにもなります。東海沖地震などが噂されている現在、こういった30年以上経過した建物は、早めの点検をする事で地震から建物の倒壊を防ぐ事に繋がります。

2階の床を支える桁。屋根の荷重を支える柱もぶらぶらの状態。この下の玄関の屋根の腐食も激しかったです。この状態では遅すぎですが今までに何事もなかったのが幸いでした。工事は大変でしたが早期発見ともいえるのではないでしょうか。【大規模なリフォーム工事例:弊社施工例より】

外壁のリフォーム工事(張替え、塗り替え工事)は大工工事業専門の工務店が安心‼

外壁の張替え、サイディンクから塗り壁に変更などの大規模リフォーム工事は、大工工事専門のプロに依頼するのが施工上安心です。こういった想像もつかない腐食が見つかった場合、対応できる、技術力がなければ、適切な施工が出来ません。またリフォーム工事の難しさは解体(撤去)して見ないと分からない部分が多様にあります。経験、実績、対応は業者の信頼になります。

雨漏りは見えない箇所にまで浸透し材料は腐食していきます。最近ではこんな高い所でもシロアリが発生しています。住まいの点検は、人間でいう健康診断になります。定期的なメンテナンスは建物の寿命を延ばします。人の体と同じですね。・・・

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
主な施工エリア:静岡市(葵区・清水区・駿河区)・藤枝市・焼津市・島田市 ほか