★子供部屋を作るとしたらどこに配置すればいいのか?
親の目の届くところ、気配が感じられる所に設けるのがよいと思います。
それと余談ですが、考えてほしいことがあります。
木は南側よりも環境の厳しい北側で育ったほうが硬くて丈夫、北向きの部屋の方が集中力、根気強さなどいろんな面で優れているので子供部屋を作るので有れば北側がよいと思います。
★乳幼児期~小学校低学年期・・・子供の成長する大事な時期、求められるのはいったい何でしょうか?
機能性を重視した快適な子供部屋、収納・インテリアではありませんよねぇ。・・・子供同士の交わり。
土や生き物と触れ合うこと、外で元気に遊ぶこと。そして何よりも家族との親密なコミュニケーションではないでしょうか。
たとえ小さな庭でも土を踏みしめたり、コンクリートではなく木に囲まれて生活することで自然を肌で感じる事が出来るのです。
好奇心旺盛な子供は大人にはおもいもつかない様な色々な遊びを自ら作り出します。
安心して遊びに熱中できる空間が必要ですね。
★小学校高学年以上
自分の部屋があるということで独立心、自分の持ち物の管理が出来ると言う利もあるかもしれませんが、自分専用のテレビ・パソコン・電話やゲームがある快適な子供部屋は考えものです。
また、鍵のかかる部屋にするのも問題ですね。
快適であればあるほど、部屋に閉じこもり、家族と顔を合わせる時間も減ってきます。
家族とのコミュニケーションを避けるような子供は自立した人間とは言えないですね。快適な子供部屋を作るより家族とのコミュニケーションが出来る環境を作ることが、大切です。
★個室で機能を優先した快適な勉強部屋ではなく、実はリビングの隅だったり、又ダイニングテーブルなんて言うことは意外と多いですよ。
大切なことは、子供だから子供部屋を、という発想ではありません。家族がどう暮らしたいのかどうつながりを持っていくのかが重要なんです。