無料点検依頼で見つかった浴室床下の水漏れ腐食‼

旧式ユニットバス設置の床下廻りの不明な木くず?

浴室の入り口と洗面所の床がギシギシするので見てほしいと言う依頼を受け床下の点検をしてきました。
25年~30年くらい経った家らしく、元は建売住宅だそうです。

この当時は耐震について余りうるさくなかったのか、筋交いの金物が付いていない家が多いようです。依頼された、A様邸も金物は付いていませんでした。
床下に潜るのに、台所に床下収納庫が取り付けられていたので、そこから入りシロアリ・湿気・浴室からの水漏れ等の点検を行いました。

床下は布基礎になっており基礎の高さも低く人がやっと入れるほどです。
本来は床下に点検出来る空間を確保し、定期的に点検する事がシロアリや腐朽菌の繁殖被害を早期に発見して対処する事になるのですがちょっと狭く感じました。

低い床下にも拘らず床下全面に炭の入った袋が敷き詰められていました。
床下の湿気、シロアリ対策と言うことで訪問販売業者に工事を依頼したそうですが、現状は湿気とカビの臭いが床下に充満していました。低い床下で換気も出来ていなく効果はない様でした。

浴室入口折れ戸サッシからの水漏れ・腐食・腐りが酷い‼

リフォーム依頼を受け、よくこういった現場を何軒も見ます。

床下は住み手の意識が薄くなりがち。口のうまい訪問販売の営業マンに取っては願ってもない仕事なのです。
すぐに依頼するのでなく、何軒かの信頼のおける業者に見積り依頼することをお勧めします。一回きりの訪問業者はメンテナンスなどしません。こう言う営業マンは、話が旨いので相手のペースに乗らないことが第一です。

 

浴室入口の床下は水が回りやすくリフォームをする家のほとんどが上の写真の様に根太、土台まで腐食しています。
原因は洗面所の床仕上げ(クッションフロア)とフロ入口のサッシとの取り合いから水が長年の間浸透したからだと考えられます。
水が浸透していかない処理(コーキング)などの対策が必要です・・・左写真の土台の上に木くずが大量にあったのが少し気になりましたが、シロアリの後はなかった様でしたので多分当時の木材から出る引き粉をそのまま残し壁を張ったものと思われます。これは現場管理がなされていない悪い例ですね。

お施主様に撮った写真を見せ説明をしていきたいと思います。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
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