≪リフォームするなら、工事前の点検を薦める❔❕≫
【住宅のリフォームをする場合】 見積り前に専門の業者に工事個所の点検をしてもらい説明を受けると業者の信頼度がわかり、安心です。工事が完了した後に，手抜きが発見されることがあるからです。今回、依頼を受けた工事は、屋根のリフォーム工事でしたが、工事前に小屋裏の点検を依頼されたことで手抜きと思われるヶ所を発見できました。
依頼された屋根の工事だけで終わっていれば、発見することは出来なかったでしょう。その他に足場を掛けた後、外回り(外壁、軒先)の点検をし、破風板、軒の天井の剥がれなどの腐食箇所も発見できました。足場を掛けたタイミングでなければ外廻りの高所の点検はなかなかできません。チャンスは無駄にしない事もリフォームの工事費を抑えることに繋がります。
ベニヤ板の軒天は経年と共にボロボロの状態になって来ます高い所なので下から見ただけでは状態がわかりませんが強風で剥がれ近隣の家に飛んで行ったりして迷惑が掛からないようにする必要があります。30年前の古い住宅などでは軒天井の下地を組んでない事もあるのでリフォームをする場合は専門の業者に点検をしてもらうとよいかと思います。
軒天井の下地が入ってなかったので新規に組み直しました。まさか、下地無しで軒天井を張っているとは普通では思わないでしょう。足場掛けを無駄にしない為にも見積り前の点検は重要になって来ます。
軒天井も、今まで使用していたべニア板でなく、繊維混入のセメント板です。要所に軒裏換気が可能となる有孔板を入れました。破風、鼻隠しはガルバ鋼板で包み、雨風にも耐えられる様、施工しています。
リフォーム工事の重点は最終メンテナンスです。住宅のリフォーム工事は何度もやる物ではないので、業者とのコミュニケーションが大事になって来ます。
