≪現場施工の短縮と工法の改善を仮組で検証!≫
【加工刻み後、仮の組立と塗装】→現場施工の効率と現場での廃材、ゴミの削減に仮組みで検証してみました。一度組み立てる事で、現場での施工の短縮と効率よく仕事が出来るメリット、確実な工程を組むことが出来ます。塗装も事前に2回塗りが出来、現場で最終仕上げをします。
土台となる桁材と床板を止める大引き、根太は刻み加工後、木炭塗料で2回塗ります。床板が乗る上面は板を目隙に張る為、雨水が溜まりやすく、腐食を防ぐ為、木炭塗料は効果が有ります。弊社では、新築住宅の土台部分に防蟻防腐効果として塗っています。
現場調査で設置寸法を測り、主となる部分を事前に組立て、現場では水平と高さ調整、で取付、組立をします。こうする事で、施工日数を短縮し正確に取り付けができるのです。床板の寸法や板との隙間調整は現場施工になります。
これで仮の組み立ては完了!。細かい作業は現場施工となります。手摺柱や笠木、床板の塗装は、ウッドデッキ用のウッドガードを塗っています。防虫、防腐効果のある塗料です。後塗りでは塗り忘れや刷毛の届かない所が濡れないので事前に、裏表に2回塗りしています。・・・
金物を使用して組んでないので取り外しも簡単に出来ます。細かい細工と柱の間に入れる筋交いは水平と高さ調整が出来ないと入れられないので現場施工になります。仮の組み立てはここまでです。
現場取付の前に既存デッキを解体・撤去してきました。
笠木、柱、筋交いはほとんど腐食しているヶ所は見当たらなかったが、床の部分特に雨水の溜まる柱の下、土台の取り付け箇所の腐食が目立った!新規に作る際はこれらの箇所の水はけに注意したいと思います。
【解体・撤去後の状況 ; 写真下】