■入浴中のヒートショックによる死亡事故を未然に防ぐ‼
浴室のリフォーム工事をするには、ユニットバスの交換だけでは、ヒートショックは防げません・・・? 昔のタイル張りの浴室は断熱材が入ってない壁が多く外気が壁を通して直接タイル壁に伝わってきます。そのため浴室内を温めても冷たいタイルは表面だけが温まるのですぐに温度は下がってきます。最近では浴室もユニット化して、浴室スペースにパネルで組み立てたユニットバスを設置するのが標準になってきました。
建物本体とつながっていないので外壁からの温度差は直接伝わってきません。したがって室内壁とユニットバスの間に隙間ができるためリフォームをする場合は、ユニットを据え付ける前に既存の壁の中に断熱材を隙間なく入れ、ボード張りをする必要があります。外壁に断熱材を入れることで室内の温度差が少なくなり、ヒートショックを防ぐことが出来る重要な工事になります。

タイル張りの浴室をユニットバスにリフォームすることで室内の温度差が軽減される!
【家庭内死亡事故】の多くが寒い時期の入浴中に起こっています。その多くがヒートショックによって、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こしたことが原因と考えられています。
暖かい部屋(リビング)から寒い脱衣室へ、そして冷えた体で浴室に入り熱いお湯に浸かるこの間の血圧の乱高下によって、深刻な疾患に繋がる危険性が有ります。タイル張りの浴室をリフォーム工事する目的はこうした温度差を無くすための工事と+快適さ安全性に繋がります。
浴室をリフォームする場合は 洗面室も併せてリフォームが重要です。⁉❔
お風呂に入る時、脱衣所(洗面所)で衣類を脱いだ瞬間、ブルッと震えた経験は、ありませんか?これが、体に負担を与える温度差(ヒートショック)です。
浴室の工事をする場合は、合わせて脱衣室(洗面所)のリフォームも一緒にする事をお勧めします。特に、部屋間の温度差は高齢者にとって体に負担が掛かり、死亡に繋がる事もあるので、充分な注意が必要です。

洗面所も一緒に工事することで温度差の無い室内空間が実現できます。風呂に入る前に浴室につけられた乾燥暖房機で洗面所も温めておくと高齢者には、体の負担が楽になります。ユニットバスの場合タイル張りの壁と違い水漏れの心配がないので安心です。
壁の断熱材は調質効果、燃えない羊毛断熱材を使用しています。N様邸ではユニットバスにホーローの壁、地震の揺れにも耐える高い耐震性が実証されたフレーム架台を使用しているタカラユニットバスを採用しました。

浴室と隣り合わせの洗面脱衣室の壁面にも羊毛断熱材を隙間なく止めて室内の温度差を軽減する対策をしています。20年前の住宅には断熱材が入ってない家が多いことがリフォームをすることで発見できたのにはびっくりしました。
