敷地内で地盤に高低差や斜面がある場合に基礎の強度を取るため深基礎を一部の箇所に設ける場合があります。
当社では鉄筋はオール径13で施工しています。立て筋200ピッチスラブ150ピッチを標準として重ね部分の寸法なども仕様書通りに施工されているかコンクリート打設前、入念に検査されます。こうした見えない部分の検査等確認を見逃すケースが最近多いように思います。念には念を入れることで未然に不備を防ぐことができます。
【写真】当社現場検査にて。
深基礎のハンチの配筋も重要です。深くなった部分の鉄筋の量も増えてきます。仕様書通りに施工されているかスケールを当てて検査をしていき間違っていれば、その場での修正直しに入り打設前の重要な検査になります。
基礎工事は建物を支える重要な基本部分です。予算がないからと言って手を抜くわけにはいきません。配筋箇所ごとのチェック検査は欠かせられない重要な項目になります。