木造住宅の一般的な構法の種類とそれぞれの特徴を知る‼
日本の木造には昔ながらの伝統構法があります(神社仏閣や古民家と言われる伝統のある構法)など、身近な構法には在来軸組構法があります。在来構法は柱や梁土台などを組み合わせた骨組みが基本です。
柱と柱の間に筋交いと言う斜めの材や本体の軸組に構造用合板などを釘打ちした耐力壁をバランス良く配置‼
地震、風圧に耐えられる様に考えられた構法です。
【メリット、デメリットとは?】
メリット
①間取りの自由度が高く他の構法に比べ増改築がしやすい。
②開放的な空間にも対応が可能。
③木材が持つ調湿機能が高温多湿の日本の気候に適している。
④昔からある構法なので施工できる業者が多い(近年は減少傾向!)。
デメリット
①大工職人の技術力により、仕上がりに差が出る。
②建物の通気性によってはシロアリ被害が出やすい。
③地震の揺れにより接合部が外れると倒壊する危険性がある。
④柱のない大空間の実現は難しい。