え!廃品予定のベンチ椅子が、見違える程に再生?!

☆背もたれ、腰かけ部分を補強して完成したベンチ椅子

庭の角に放置されていたベンチ椅子。無残にも背もたれ,椅子に使われていた部分の木材(板)が腐り鋳物の脚が連結した金物と横たわっていた状況でした。
処分を頼まれていましたが余りにもモダンな両脚のデザインに、処分するのがもったいなくなり自分なりに再生できないか?と思い、座る椅子、背もたれを補強し、以前より長さ、座る奥行きも広くして安定のある椅子に仕上がりました。
よく使用されているベンチ椅子の材質は、杉板やデッキ材に使われる外材(輸入材)が多いです。

 

鋳物で出来た両脚のデザインが映える手造りの一品

杉板は木目が綺麗ですが柔らかい材質で水を含みやすいので雨ざらしにする所だと長持ちはしません。耐水性を考え私は、檜材を選びました。
椅子の板は脚に通す板厚が決まっていますので長さを長くすると座った時、板がしなってしまうので前板下に補強材を入れ5枚の板はステンレスの板で連結してしなりを均等に分散しています。
本来は2人掛けですが3人でも利用することが可能です。実証済み手造りの一品です。

※弊社が桧材で施工したサンデッキは今年で14年になりますが雨、風、日射しを年中受けているにも関わらず腐りは一切ありません。長い目で見るとデッキには耐水性のある檜材は最良の材質だと実感しています。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
主な施工エリア:静岡市(葵区・清水区・駿河区)・藤枝市・焼津市・島田市 ほか