家の寿命を早める?経年の家に多い,外付け配管の盲点‼
後付けで外壁からエアコン配管をしている家をよく見かけます。一つ間違えば家の寿命を早めるので注意してほしい‼私がリフォームで経験した施工例を紹介したいと思います。
何でもない様に見えるエアコンの露出配管。後付けで外から穴をあけ配管を通したものと思われるが、盲点は室内に通した配管の壁の所、雨水が入らないようにパテで穴をふさいでいますがパテだけの処理では雨水の侵入を防ぐ事は出来ません。外からでは壁の中がどんな状態になっているかはわかりません今回リフオーム依頼を受け賜り、現場を視察して大変なことになっていることがわかりました。玄関の屋根も腕木が腐食していて今にも落下する寸前でした早期発見と言えばそうかもしれませんが危険が伴う事なのですぐに工事を進めることで家主様から再度依頼を受けました。
早期発見!で被害も最小限に防ぐ事が出来ます。
外壁を解体して事の重大さがわかり水の侵入での怖さも思い知りました。状況は2階の腰となる桁が70%以上腐食していて原型が無いほどでした。配管の上の部分からの侵入で柱も上部を残して全部腐食していました‼外壁のサイディングも経年で反りが発生しており、つなぎ目や出窓の廻りに打ったコーキングも剥離で穴が開いていたためそこから雨水が侵入したものとわかりました。いずれにせよメンテナンスを定期的にすることによって早期に被害を食い止めることが出来るのです。・・・次回は処理の方法、外壁の直し、張替え工事の状況です‼