塗り壁にするには乾燥材柱は絶対条件‼
内装の仕上げによっては構造材(柱)にも気を使わなければならない場合があります。一般的なビニールクロス仕上げの場合、杉の乾燥剤の柱、又は、集成柱の柱を使う事が多く施工方法として直接プラスターボードを柱にビス止めしてボードの上にクロスを貼る簡単な仕上げ方法を実施しているのが一般に多いです。この施工だと工事も早くでき工期的にも短縮できます。クロス張りの場合製品の伸び縮みはありますが壁の乾燥などでクロス紙に亀裂が発生することはあまりないのでこの施工法が多く量産住宅やローコスト住宅はこの方法で施工しています。気を付けなければならないのは柱と間柱の間、天井まで壁を止める下地がないので空間が多く構造材の反りによっては壁の通りが悪く仕上りに問題が生じる。見た目ではほとんどわからないので引渡し時も気づかず終わってしまい何年後にわかってくることが多いので気を付けたい‼
乾燥材で統一した柱、間柱、の構造材 乾燥檜柱、と大黒柱等の骨組み
乾燥材の次は壁下地及びボード下地の強化が重要‼
柱に壁下地になる石膏ボードを直に張ると柱、間柱が乾燥して来たり材の反りも必ず起きてきますそれを防ぐ(防止)ためにも柱、間柱を胴縁で両面から固定して万が一反りが発生しても最小限に抑え塗り壁の割れ、亀裂を防止する役割があります。また構造の強化にもなりますこの工法は昔から施工されてきましたが一部のこだわりを持った工務店以外は今はほとんど見受けられません。新建材を使った簡単な家が多くなってきました。
柱に胴縁を打ちをした塗り壁下地 浴室廻りの壁下地。木炭塗料アンダー―プロテクト