☆床板の素材にこだわるその訳。施工事例で検証❕

☆ 新建材の床板は、出来れば使わない方が良い…なぜか?を説明 。❕

室内の仕上げは床から始まります。最近の住宅は、よく見ることがあると思いますが、一般的には上棟する前に土台据えをします。その後、土台と大引きの間に床用断熱材をはめ込んでいきます。その上に厚めの下地用合板(24~28mm)を専用のエアー釘で細かく完全に止めていきます。ここまでの工事は、どこの工務店、ハウスメーカーも同じで変わりません。この施工法方が良いか悪いかは別として、この流れが一般に行われているということです。

さて、【本題の新建材の床板は出来れば使わない方がいいと言うのは私の意見】ですが、なぜかと言うと室内の工事を進めて行くには順序があります。まず床張りから始まり壁の断熱入れ、窓枠、入口の枠の取り付け、壁下地等、最後に天井の工事となります。仕上げの床張りは下地合板の上に張って行きますが、普通ハウスメーカーや、ローコスト住宅等は、価格の安い新建材の床板(12~15mm厚)を使用している場合が多く。価格は高いのもありますがいずれも無垢材と違がって、板の芯に当たる部分が合板かチップ材,紙を圧縮したMDF板で出来ています。表面に無垢の単板を接着剤で張り合わせ加工したのが新建材の床板になります。反り、ねじれ、割れ、がなく表面もアクリル塗装を施しているので仕上がり面は綺麗です?ただ、表面の単板も厚いので3mm、薄いのでは1mmぐらいしかないのでキズ、剥離が起きると対処法がなく長い間に表面も薄れてきます。小さいお子さんがいる家庭ではメンテナンスの回数が増えてきますね。新築の家では、私は勧めないです。長く持たないと分かっている素材を室内仕上げの最初の段階で使用するのはやり直し、張替が出来ません。後々の事を考えれば床板には無垢材、素材は硬めの物をお勧めします。

アーベルホームの室内の床張りは、ハウスメーカーや他社とは違う施工方法です。詳しくは公表は出来ませんが、無垢でありながら反り、ねじれ、よく言われる板との隙間も全くありません。板の厚みは30mmの4メーター物を使用と樫木(栗板他)の無垢板が標準仕様です。丈夫でメンテナンスの無い家づくり、新建材を使わない室内仕上げが自慢の造りで好評いただいています。施工は大変ですがお客様の負担はありません。時間・手間をかけた分。後でその良さが実感として繁栄されてきます。

アーベルホーム園畠建設は静岡県静岡市葵区を中心に、大工の棟梁が自ら選んだ自然素材をふんだんに使い、一棟一棟真心込めた健康木造住宅を建てる建築工務店です。
主な施工エリア:静岡市(葵区・清水区・駿河区)・藤枝市・焼津市・島田市 ほか