☆3種類の住宅の構造。メリットと注意点❔❕

≪家造りに役立つ、各構造のチェックポイント≫①

住宅の構造は、使用される材料から、3種類に大別されそれぞれ特徴があります。ここ何十年の間に日本における家の建て方は大きく変わり従来主流の木造の在来軸組工法からツーバイ工法や木質パネル工法など家の建て方は、かなり選択肢が広がっています。それぞれの工法の特徴を知っておくと家造りに役立てます。

①【木造軸組工法(在来工法)のメリット】→◇ 昔からある工法で夏の高温多湿、冬の積雪、寒冷の日本の気候や風土に合っている。 ◇ 構造体に自然の木や草、土を用いるため素材その物が呼吸しており、調温、調湿性に優れ室内の空気も浄化してくれ温かみのある住宅になる。◇業者の数が多く選択肢の幅が広い。コストも他の工法に比べると比較的安値。◇設計の自由度が高く、増改築、リフォームが容易にできる。 ◇ 開口部が、広くとれ太陽の日射しや自然の風もたっぷりとれる。庭や自然を生かし、四季の自然を楽しめる。

【軸組工法の注意点】→●骨組みだけで建物を支えるので、しっかりした造りでないと耐久性などに問題が出る。構造の柱は出来れば、ヒノキ、スギ、ヒバの材質で120(4寸)~135(4.5寸)角。コーナーの柱は少し太めがベスト。●木造なので水や湿気に弱い。土台には耐水性のあるヒノキ、ヒバ、栗、米ヒバの芯持ち材を使いたい(水や湿気に強く、害虫などにも強い)防蟻、防虫処理は必要。● 開口部(サッシ廻り)の雨仕舞が重要。防水シート、等で水が侵入しやすいヶ所は防水シート、ルーフィングで2重に防水処理をする。●開口部が広く、多いので断熱性に気を付け、かつ通気性も忘れないようにする。

【軸組壁工法(パネル)のメリット】→◇箱型工法になる為、断熱性、遮音性が高く、地震や台風に強い。構造壁に石膏ボードを使用する為耐火性にも優れる。◇2×4工法(ツーバイ工法)は、すべてが規格化されているので、マニュアル通りの簡単な施工で、高度の技術は必要ない。◇木質パネル工法ならさらに簡単。技術力は必要なく均一に仕上がりが期待できる。◇安定性の高い構造で3階建ても容易にできる。

軸組壁工法(パネル)の注意点】→ ●木構造ではあるが、軸組ではない。湿気や水に弱いのは同じで注意が必要。畳の部屋を造る場合は、段差の処理工事にコストが掛かる。●壁で支える六面箱構造の為、開口部が自由に出来ない(制約が出る)日照、通気、換気には特に配慮が必要になる。●六面箱構造なので遮音性は優れているが、反響音があるので床、壁、天井に吸音材・防音材が必要になって来る。●パネル工法なので合板が主体になるので木構造と言っても在来木造の様な調湿機能はなく、断熱材で包むので特に結露には注意する。通風にも配慮が必要です。

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