☆住宅の構造②  鉄骨造りのメリット、注意点。?

≪ 鉄骨造りの住宅は2つの構造に分類される。≫

鉄骨造りの住宅は、『鉄骨軸組構造』(木の代わり軽量鉄骨フレームで骨組みし、鉄のブレースを筋交いに変えて躯体を造る)と重量鉄骨ラーメン構造に分類される。メリットと注意点をよく知っておくと家造りに役立てます。

鉄骨造りのメリット】→⋄構造材に鋼材を使用する為、燃えたり、腐ったり害虫被害の心配がない。⋄主に工場生産されて来るので一定の品質が得られ、施工精度も高い。⋄木造に比べて強度と耐久性に優れ大きなスパンの間取りが可能(広い空間)。 ⋄軽量鉄骨軸組み=簡易不燃構造が一般的。重量鉄骨軸組=耐火構造が一般的。

【鉄骨造りの注意点】→●鉄自身は燃えないが熱を伝えやすく、伝導率で使用している木材(材料)を燃やしてしまう危険がある為不燃材で包んだり、断熱材のロックウールを吹き付けるなどの処置が必要。燃えないが熱に弱いのでねつを与えると曲がってしまうため木造より火事には弱い。●鉄はさびやすく、放っておくと急激に強度が落ちる。防錆加工を施した鉄骨を用いる。溶接部分の錆止めキズに注意する ●モルタルとは相性が悪く、亀裂、剥離が起こりやすい。●重量構造の為、軟弱地盤の施工には注意が必要。●木造の様な調湿機能は、全くないので断熱で包んだりして結露には特に注意が必要。

鉄筋コンクリート造りのメリット。注意点?

【メリット】→◇住宅構造の中で最も頑強。耐久性・遮音、防音・耐火性に優れ、2階の床鳴りや、きしむ音もない。◇外観にどっしりとした重圧感があり、風格・高級感がある。設計や外観デザインの自由度が高い。

鉄筋コンクリート造りの注意点】→●コンクリートの欠点は、防水性が低い事。水が浸みこむと中の鉄筋がさび、強度が著しく低下する為、防水性のある塗料を塗ったりと施工管理が重要。●外壁材は水を通さない、凍結の心配の無い素材を使う(タイルなど)。●屋根を平らな陸屋根にする場合、アスファルト防水やウレタン防水塗装をし、数年ごとの防水塗装のメンテナンスも必要。●コンクリートの強度(コンクリートに使われる素材)の品質には特に注意。質が悪いとコンクリートの亀裂、屋耐久性の低下、鉄筋のサビに繋がる。施工精度が悪いとクラックが入りやすい。●地盤が軟弱の場合は、地盤改良を行い地盤固めを十分にする。

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