☆適材適所に最適な木材を使うこれが、いい家の条件‼
【木造住宅で本当にいい家】を建てるなら『適材適所に木を使う事』です。それも木の特性を生かして使い分けるこれが良質の家を造るポイントです。例えば建物を支える土台には、ヒノキ、ヒバ、クリなどの腐食しにくい材を使う。基礎、床下は下からの湿気が多いので耐水性のある良質の木材を使用する。また建物の総重量を支えるので硬い材質でなければ荷重の掛かる柱の部分に負担が掛かり長い間に沈んでくるなどの影響が出てきます。
その他に、柱には水に強いヒノキ、スギ、桁や梁には曲げに強いマツ材という様に木の特性を生かして部位に使い分ける。こうする事で、建物の老朽を防ぐことにもつながってきます。主要な構造部の材質は建物全体の寿命にも影響して来ます。
【構造的な要所部分】→土台、柱などには樹木の中心部である芯持材を使いたい。樹木の樹皮部は水や養分の通り道となる(生理的役割)のに比べ、樹木の中心部は樹木を支える為に腐りにくい性質を持っています。この様に木の特性と住まいの安全性を十二分に配慮し、木材の良さを最大限に引き出せるのも木の家づくりのプロだからこそなのです。最適な部材を使用した住まいは、住宅性能を長く保ち、築後のメンテナンス費用を抑えるなどの大きなメリットになります。
※樹木の中心部の腐りにくいヶ所から切り出した秋田杉の一枚板。赤身の木目がきれいでカウンターなどの化粧物には最適な代物。乾燥材で反り、割れがない厚さ60ミリに加工。【弊社: 施工例より】
【樹木(木材)の性質と特徴】 ① ヒノキ→ 木目は優しく繊細、独特の香りを持つ、耐水性有り ➁ 杉→ 繊細でスッキリした木目、軽いわりに強く加工性に富む。③ 米ヒバ→ 明るい色調。年輪幅が均一、加工性がよく腐朽性に優れている。④カラ松→ 針葉樹としては重硬で高耐久性がある。徐々に赤身が仮美しさを宿す。
品質へのこだわりは、いい家づくりにつながる‼
【生き物である木材は】、多くの水分を含むためそのままでは徐々に水分が蒸発し木材に狂いが出てきます。その為、木材の乾燥状態を的確に判断し最適な木材を選びだし、家づくりをして行きます。こうした素材のこだわりは家づくりをして行くプロとして、お客様の満足と信頼に繋がります。
弊社の乾燥材を使った構造材の骨組み。制震テープを採用した『耐震住宅』+『制震住宅』で超制震住宅に生まれ変わります。
無垢の木は乾燥材を使うと反ったり割れたりしません。割れが生じたり、反ったりするのは乾燥しきれてないものです。加工品の新建材と違って経年と共に色合い、値打も出てきます。