①側板,段板、を節ありの無垢板で施工。
無垢と言っても原木ではなく反り、割れ、ねじれを防ぐ為、積層状に加工下物。
②やっぱり違う無垢の廻り段。通常は厚み30ミリが一般的ですが当社では36ミリを使用。
段板のしなり、床鳴りの原因の一つに段板の厚みも影響します。
③木目と節が綺麗な無垢板を使用した階段。
長く使われる箇所でもある為、ここだけは絶対に無垢で仕上げたい所ですね。
~階段は毎日、2階の登り降りでひんぱんに利用するところです。長く持たせるためにも階段は無垢材を使用したいものです。床や階段と言った所は後から取り替えると言うことになると大仕事になるため一般的に補修工事で済ませることが大半です。また床板張替をする場合も既設の床板は残したまま、その上に新規に張るのがおおいですね。
階段の場合、掛け直すとなると廻りの壁を壊したり、階段下にある物等も移動しなければならずやっかいで、工事日数、工事金額もかかってきます。
こう言う箇所は、やり直しがきかない所なので後からお金を掛けるより最初から良い素材の物を選ぶ事が賢い家づくりのポイントになります。古い物を残して新しい物を上に張っても長くはもちません。メンテナンスを最小限にすることも大切な事です。
※上の写真①~③は当社標準のオリジナル無垢階段です。メンテはほとんど発生していません。