焼津市祢宜島N様邸にて、内部からの撮影
~10年前に檜材を使って手づくりで造ったバルコニー、この間2回のメンテを実施。今回3回目のメンテで全体をサンダー掛け、自然素材の柿渋塗料で仕上げ見違えるほどによみがえりました。
外側から見たバルコニー全景
~10年たっても木の腐りがない事に加え、程よい色合い風格さえも出てきた感じです。これにはいくつかの施工ポイントがあります。
普通カーデニング用に造られたバルコニーでは塗装済みの材料を使ってもここまではもちませんね。
~バルコニーは一般的には外に造る為、雨ざらしになる事が多く木でつくる場合、木の素材によっては3年ぐらいしか持たない場合があります。その為、最近では合成樹脂で出来た組み立て式の物も売られていますが長く持ちません。
★木は腐るというイメージがある様ですが温もりを感じられ親しみがあります。長く持たせるには手入れをすることは当たり前ですが、まず材質を選ぶこと、柔らかく虫の付きやすい材料は防虫処理をしていてもだめですね。耐水性、耐久性のある檜材が良いと思います。
素材が決まれば後は腐らない工夫を考えた施工するだけですね。N様の施工ポイントは外からの目線で中が見えない事と風が入るような工夫、雨仕舞がよく水をためないことを頭に入れて施工しました。
その結果10年経ちましたが腐りはありません。まだ10年持つ自信ありますね。