【土台と基礎、基礎と柱を締める金物の設置打設現場状況】
コンクリートの打設が終わると次の工程に入ります。この時点ではコンクリートは固まっています。
ミスが見つかっても後ではどうすることもできません、打設前の工事のチェック、確認は工事管理上重要な項目になります。
【アンカボルト、ホールダウン金物の位置のチェック、図面の確認後、生コン打ちを了承。】
静岡市葵区、上土現場にて。
コンクリートの打設が終わると固まるまでの養生期間を余裕を見て5~7日取り型枠を外します。次の工程は通常土台据えですが当社はこれから、木炭塗料の防蟻剤の塗布に入ります。
最終的には基礎も塗りますので真っ黒になります。これはシロアリ、消臭湿気対策として当社全棟標準仕様で実施しています。
~ コンクリート(生コン)打設後は、時間経過と共にコンクリートは固まっていきます。~
事前に間違いがないか?特にアンカボルト(基礎と土台の緊結金物)、ホールダウンボルト(基礎と柱との緊結金物)の位置は、基礎業者さんと入念に打ち合わせして間違いのない様にしなければなりません。
確認後も打設時の立会いは重要です。
よくあるのがホールダウン金物の位置を間違え土台が収まらずボルトを切断、新たに基礎に穴をあけ埋め込んで処理をしている。そう言った現場を何度となく見てきました。
ホールダウンボルトはもちろんのことアンカボルトも後からコンクリートに刺しても何の意味もありません。明らかに現場管理ミスですね。