☆本物の『自然素材住宅』は本当の「健康住宅」なのです。
「自然素材で建てた家」は高いとよくいわれます。その根拠はどこから来るのでしょうか?確かに工業製品の合板の床板や塩ビクロス(ビニールクロス)を使った新建材を主とした住宅に比べると、無垢の木のフローリングを張ったり、天然素材の塗り壁を採用したりする住宅は新建材に比べれは高いと言うイメージはありますが、大量に出回っている新建材に比べると、自然素材は同じものが無いので素材自体は高いと言えるかもしれません。住まいとしてみると、比べ様の無い『健康住宅』なのです。
塩ビクロスや合板フローリングなどの【石油化学製品】は、ハウスメーカーなど大量生産の住宅に多く使われているので自然素材に比べればコストは大幅に安いのです。それなのにハウスメーカーの家が高いのはなぜでしょうか?それは言うまでもなく会社の広告宣伝費や展示場の出店維持費、社員の給料などが上乗せされて来るので高コストな家になってしまうのです。住まいとして比較した場合、「健康」、「耐久性」、築後の「メンテナンス費用」などを考えると【自然素材住宅】は高くはないと言えます。結果的には建てて良かったと必ず思います。
本当の自然素材住宅は「健康に良い素材」+「住環境の充実」。
【健康素材に興味を持つ】→無垢の木だから、無垢の床板を使っているからだけで健康住宅と思ってる人がいたら・・・それは間違がった考えです。無垢の床板(フローリング)はそのまま使えば自然素材ですが、仕上げに必ず塗装をします。この「塗装にウレタン塗料を塗った場合」、せっかくの無垢材のフローリングの表面は厚い塗膜でコーティングされ,キズは付きにくくなる利点はある物の、木が持つ本来の呼吸する機能が失われることになります。市販されている無垢のフローリングもウレタン塗装済みの製品が多くあります。キズ付きにくいという理由から採用している住宅会社もある様です。ウレタン塗料自体もF☆☆☆☆(フォースター)基準をクリアしたものですが、有害物質がゼロという事ではないので注意する必要はあります。自然素材も使い方によって健康を害する事にもなるので、注意しましょう。
【健康住宅を建てるには】有害物質の発生しない素材(無垢材)を選ぶ事は重要条件です。新建材をどうしても使う場合は、F☆☆☆☆(国が定めた基準)の製品を大量に使いすぎない事が大事なことになります。※F☆☆☆☆(フォースター)4つ星の建材は有害物質の発生が無いと言われていますが有害物質がゼロという事ではないので注意する必要があります。
このF☆☆☆☆は「ホルムアルデヒド」だけに特化した等級で、ホルムアルデヒドを発散する恐れのある建築材料であると認定された建築材料がランク分けされるという事です。このランクの建材は、使う量の規制(制限)が出来ていないので、大量に使いすぎない事が大事です。健康に良い素材という観点から見ると4つ星の新建材といえぞも、健康素材とは言えないと私たちは疑問を感じています。