住める状態の金額を知ると、「坪単価』のカラクリがわかる‼
業者選びをする時『坪単価』を比較する人がいます。建物の金額を知るうえでは一番手っ取り早い方法だと思うのでしょうね・・・注文住宅の場合、工法、素材、要望などによって建物に掛かる金額が違ってきます。木造住宅を建てる場合では、詳細別に「本体工事」と「付帯工事」に分けられ建物の本体に掛る構造材、土台、柱、小屋桁などと内装材に掛る仕上げ、設備機器、基礎工事など建物に掛るすべての工事が本体工事としています。
仮設トイレ、仮設足場、仮設電気など建物を建てるうえで必要な仮設工事は付帯工事としています。業者によってこれらの詳細も細かく記載する業者と、大まかに一式工事として記載するところもあります。よって坪いくら?という選び方は危険ですね本来『坪単価』で比べること自体あり得ない事です。非常に危険です。家は一軒、一軒造り方によって違ってきます。材料の素材によっても金額が変わります、そこが注文住宅の良い所にもなります。坪単価で比べるのは建売住宅や工場生産の組み立て住宅など材料、経費がそれほど変わらない建物です。
後で後悔しない為にも、標準工事とオプション工事を見分ける‼
意外と坪単価に含まれていないものに、照明器具、カーテン、ロフトが付く場合はロフト工事などが別金額になっている場合があります。腰壁を付けたい場合も別途工事になっている場合があります。業者を選ぶ場合は自分の要望と材料の素材、住める状態での金額を訪ねると業者の提示している『坪単価』との違いカラクリを知ることが出来ます。