☆環境の変化に耐えられない脆弱(ぜいじゃく)な子供達が増えている❔‼
近年、多くなった高気密、高断熱の家で子供を苦しめる病気が増えていることが知られています。自然の換気や通気、正しい人口換気がされていない高気密・高断熱の家では室内が一定の温かさで通気性が無いので、加湿機能の無い暖房でのどを痛めてしまったり、また室内が温かいと乾燥機能の無い冷房でカビが発生し、家ダニが繁殖したりしてきます。本来、人間の腸の中には100種類以上の雑菌が棲息(せいそく)しており、それらの雑菌こそが侵入して来る色々な菌から人間を守ってくれていたのですが、農薬や化学物質に汚染された水や植物を摂取するうちに人間を守っていた常在菌が体内に棲めなくなって、体内のバランスが崩れ、その結果がアトピーとして出てきたと言われています。
近年は、清潔な所にしか住めない病原菌も、従来の雑菌が棲む環境ではすぐに負けてしまい生きられなかった菌です。「O-157」もその一つでかっての日本人なら絶対にかからなかった病気だと言われています。こうした結果、環境の変化に耐えられない脆弱な子供達が増えてしまったのです。近年でもまだ問題になっている住宅に起因する病気、「化学物質過敏症」「シックハウス症候群」などの病気の他、手足のしびれ、自律神経失調症、胃腸障害、頭痛、下痢、吐き気、発熱などの様々な病気も出て来ています。
こうした住宅に起因する病気の原因は、ひとえに有害物質を含まない材料を選ぶのが理想的です。①床や壁に天然素材の材料、➁ 塗料には自然塗料、接着剤には無害な物を選ぶなど。換気も大切です。今では24時間換気が義務付けられましたが、人工換気に頼ってしまうよりも、窓を開けての自然換気を心掛ける事も大事です。高気密の家が多くなった近年、機械換気に頼らない自然換気で空気の流れを造る事が大切です。