★家は不動産・・・経済的価値がない家は不動産と呼べない。
買い手がつかない家、お金に変えられない家は財産の価値がないということです。
不動産の価値は、だれもが欲しいところは当然高くなり、欲しくない所は安くなります。要するに需要と供給のバランスで値段が決まる訳ですが不動産に対する価値観は人それぞれです。将来、子孫に財産として残したいのなら、不動産価値は重要です。土地から価値を取得するのであれば、まずは生活の便が良いこと(便利性)ですね。生活する上で便が悪いと買い手が付きにくく値段も安くなります。建物からの価値だと耐久性です。
★建物の耐久性
不動産価値を考えるのであれば数寄屋建築の様な100年たっても200年たっても色あせない古臭さを感じさせない建物が価値はあります。それに比べるとプレハブ型の家は寿命が25年~26年と言われています。
建物の価値から言うと資産価値ゼロです。売りに出しても買い手がなかなかつかない又、取り壊すとなれば費用がかかってしまうため、マイナス査定になります。
★家づくり計画は長期的に考えるべき
家づくりを考える多くの人は家が建つまでの事しか考えていません。家は一生涯生活していく場所です。
短期的な計画では必ず後で後悔します。実際に住み始めると5年もたてばメンテが必要になってきます。5年はあっという間です。そして10年もたてば水回り等のある程度費用のかかるメンテも発生してきます。それらリフォームやメンテにかかる費用も計算しておかないと行けません。さらに30年もたつと大規模なリフォームや建て替えが必要になってきます。長期的に考え全てを考慮して家を建てないと、後で結果的に損をすることになりますよ。