★人の健康と家の健康を考えたことありませんか?
★疑問?に思う住環境問題
皆さん、こんにちは。今日は、健康に良い住宅といいつつ健康とは程遠い住環境の現状の話です。
現在、シックハウス等の住環境問題や今進んでいる地球温暖化など地球環境に配慮した住まいづくりを考えた家づくりが話題を呼ぶ中、うちはフォースター(☆☆☆☆)がうたっている建材を使っているから大丈夫といって壁も有害物質が多いビニールクロスを進めるなど、健康とは程遠い住環境の住宅も少くありません。
ローコスト住宅が決して悪いとは言えませんが、これからこの様な住宅が多数増えていけば近い将来、住環境や地球環境に多大な影響を及ぼすのではないのだろうか?こう考えているのは私だけでしょうか?今から10年くらい前は自然素材住宅や健康住宅がブームでしたが最近は自然素材とか健康住宅という言葉すら聞かなくなってきました。注文住宅といっても手造りで建てる家もほとんど見かけなくなってきました。
『家カビ』の原因になるビニールクロスが仕上げ材に使われている?!
◎「家カビ」の原因になるビニールクロス・・・!?
室内をビニールクロスで仕上げた高気密住宅では、人体から出た水分は逃げるところがない為そのまま室内にとどまっています。室内の温度がある程度一定に保たれている場合はあまり結露は目立ちませんが、室内温度が下がったり室内の湿気が飽和状態になると結露が発生してくるのです。
窓や壁についた水滴はやがて眼に見えにくい隙間から壁体内へと入っていきカビやダニを発生させます。又、家具やカーペットから発散される化学物質も逃げ場がないためそのまま・・トイレ・生ごみ・ペットの匂いなどもそのままです。合板ヤビニールクロスで囲まれた室内は息のできないペットボトルの中で生活している様なものです。
今、全国で建てられている住宅のほとんどの家がこれに当てはまります。ダニやカビと化学物質の発散する家で皆一緒に暮らしているのです。
★知っていますか・・・?室内の湿気の原因・・!!
家の中に湿気がある限り結露が発生しますが人間の体からも水分が蒸散されています。人の体から出している水分は1日約1.5ℓと言われていますから、3人家族で4.5ℓもの水分が室内に蒸散されることになります。現在では室内の汚れた空気を流動するため、24時間換気システムの設置が義務付けられています。
機械換気で空気を調整することが大前提なのです。ところが昼間は意外と気付かない音、夜になるとダクトの中を空気が移動するため騒音がうるさいといってスイッチを切ってしまう家が多いと聞きます。空気の流動を止めるとどうなるでしょうか?・・想像してみてください。こんな健康とは程遠い住環境・・私は疑問に思うのです。

★健康住宅とは・・・有害物質やハウスダクトの発生に考慮され、暮らす人の健康を目的として建てられた住まい(家)を指します。そのためには住宅の下地材・仕上げ材に科学物質の発生が少ない建材や自然素材などが使われるのです。自然素材とは人工的に科学合成しない自然界に存在するそのものを言い家づくりに使われる素材には「無垢材」「漆喰」「土壁」「和紙」などがあります。

【 自然素材の主な特徴 】① 調湿性→湿度・温度を調整する機能があり快適な室内環境を保ちます。床材に無垢材を使用することで湿度を吸収・放出する働きがあります。② 消臭性→室内の臭いを吸収する消臭効果がある。(例: ダイアトーマス塗壁材)他にも自然素材には人口素材と違って人にやさしいく・自然の味わいを感じられることもあります。

★そこに住む人の健康を考えた住宅を創ることが住環境対策ではないかと考えます。健康住宅=自然素材住宅は高いと勘違いしている人がいますが、新建材を使い工場生産で造る家の方が経費が掛かるのか高いように思いますがどうでしょうか?新建材の家も自然素材の家も建てた時から劣化が始まりますが新建材の方が素材によっては経年劣化が早く目立ってくるようにおもいます。