【畳→フローリング床板にリフォーム、床下地状況】
和室の畳からフローリングの床板に変える工事。の依頼を受けました。畳の床下地は一見水平に見えますがそうではない事がレベルで見ると分かります。特にフローリングの床にする場合、レベルで下地の高さを調整し、しっかり高さを決めて行かないと後で床鳴りの原因になります。
簡単な様で大変な作業、畳床下地の根太の上に調整根太を直角の方向に止めていきます。1ヶ所ごとに高さが違う為、パッキンも3㎜,4㎜,4.5㎜の3種類用意して高さの調整をしています一見同じ様に見えるパッキンですがヶ所ごとに入れるパッキンの厚みは違います。
仕上げのフローリング板を敷居の高さと同じバリアフリーにして行きます。ここまでの工程に2日掛かります。
下地の段階は仕上がった状況では見えない為、ここで手抜きをすると後で取り返しがつかない状況になるので時間をかけてでもしっかりした仕事をする事を心がけています。1ヶ所ごとにビスでパッキンの箇所を固定する事で床鳴りや床板の隙間を未然に防ぐ事が出来ます。
畳の場合はある程度のクッションがある為、高さもレベルで見る程の正確差がなくても許容範囲であれば他に支障が出る事はないと思います。下地の根太組が済むと捨て貼り合板を張る準備にかかり、その上にフローリング(床材)で仕上げていきます。