家の階段で健康づくりをしてみてはいかがでしょうか。
階段は軽い運動をするのにぴったりです。激しい運動は、体内の糖をエネルギー源にしています。しかし、軽い運動は糖より脂肪を消費します。
だからダイエットにもおススメです。又軽い運動は、脳の活性化やストレスの軽減にも役立ちます。
最近では階段の傾斜も上り下りが楽な造りが多くなってきましたが、昔の家の階段は傾斜が急なこともあります。
傾斜が急な階段なら昇り降りを何度も繰り返すのは危険ですので、ゆっくり「ダンベルを持って」など色々なパターンを考えて下さい。
平坦な道を歩くより2~3倍の負担がかかるので、その分、効率的に運動出来ます。
階段を使った運動は、すり足の予防に役立ちます。
健康に、階段を利用した、運動?
高齢になると「すり足」になりやすく、わずかな段差で転ぶことがあります。
打撲や骨折がきっかけで寝たきりになることもあるので油断できません。
もし、膝や腰が痛くて踏み台昇降が出来ない時は椅子に座ったまま、ゆっくり「もも上げ」をするのもいいですよ。
階段の昇り降りは、足腰だけでなく全身の筋肉をバランスよく使います。背筋を伸ばして前を向き、かかとから着地するのが昇る時のコツです。下りの時は、土踏まず辺りから着地します。慣れない時には手すりを使いながら、やるといいですよ。除々にやってみてください。
※高齢になった時のことを考えて、バリアフリーだけを重視する傾向があります。しかし、外出する事を考えたら、転びにくい体づくりをすることも大切です。