≪欠陥住宅を無くす為、工事管理は重要 ‼≫
基礎工事での【欠陥工事】は見抜く事は難しい。なぜかと言うとコンクリートを打つ段階で発見できても遅いからです。コンクリートは時間と共に固まってきます。「品質を確保」するためには水を継ぎ足すことはコンクリートの強度を落とすことになるからです。欠陥住宅を無くすためには、現場での「工事管理」は非常に重要になります。
配筋検査は、ありますが、細かい所は検査員も見落とす場合もないとは限りません。「工事管理者」の責任において記録を写真で残すことは言うまでもありません。弊社は、家づくりの中で基礎工事は現場の立会い回数を特に多く取っています。職人さんとの打ち合わせ、コミュニケーションを取りながら工事を進めていく事は。こういった現場でのスムーズな工程に繋がります。
※①写真上 配筋検査前の現場での確認【100年基礎の立ち上がりとスラブ一体コンクリート打ちの現場】➁ JIO(日本住宅保証検査機構)の配筋検査、図面通りの工事をしているか検査員が入念に検査していきます。問題なく検査が済むと工事管理者の指示でコンクリート打設になります。打設まで来ると工事管理者も一安心です。
≪コンクリート養生と型枠保存期間の重要性?!≫
コンクリート打設が終わると1日~2日程、【養生期間】を見てコンクリートの固まり状況を確認します天候、気温にもよりますが、2日開ければ問題はありません。間仕切り壁の立ち上げ部分の型枠組みが次のステップになります。「工事管理者(工事の責任者)」は、基礎と土台を固定するアンカボルトの位置、土台と柱を固定するポールダウン金物(太いボルト)の位置と寸法を施工業者に図面で指示し伝えなければなりません。業者は指示が無ければ勝手にボルトの位置を決めることはできませんが管理が出来てない工務店などは、業者任せになっている所も実際にあるのです。これが後になって問題になり欠陥工事になって来るのです。
立ち上げのコンクリート打ちが終わるとコンクリートが固まるまで養生期間を7日~10日の間見て型枠を外します。「型枠存置期間が定められている理由は」コンクリートの強度を保つ為で打設直後のコンクリート強度は非常に低い為、弱い衝撃でも割れを生じやすいなどの問題が生じて来る。